ワキガは日本人にとても多い?ワキガ治療を受ける人は珍しくない

ワキガは時に、生活を困難にさせる事もあります。
医学的には腋臭症(えきしゅうしょう)と言われるもので、日本人の場合はワキガになる人の数が他の人種に比べて少ないという特徴があります。
しかし、それでもワキガに悩む人は、意外に多いのが実情です。

世界的に見るとワキガは珍しいことではない

ワキガは世界全体の人種を見ると、決して珍しいものではありません。
人類にはさまざまな人種があり、現在の定説では6つの人種に分かれています。
ワキガの発生率は人種には関係がなく、人類全体の人口で見るとかなり高いので、ワキガであることが普通です。
しかし、日本人の場合は極端にワキガになる人の割合が少ないという特徴を持っている人種なので、ワキガに悩む人の数は、世界的にみれば少ないのです。

しかし、ワキガに悩む日本人は、ワキガになりにくい人種とは思えないほど、とても多いという実情があります。

なぜワキガに悩む人が多いのか?

ワキガになる人とならない人の比率は、人類全体としては正確な数字としては出ていませんが、ワキガであることが多数派であるとされています。
少なくとも2人に1人はワキガであると言えるほど、ワキガは多いのです。

なぜ、世界で見るとワキガになる人の比率が高いのかは、ワキガを起こす遺伝子が優性遺伝、つまり遺伝しやすいからです。

日本人のワキガが多い理由

日本人の場合はワキガになる人の割合は5%から20%と言われ、世界の人種からみても、ワキガになる人がとても少ない人種です。

とは言え、人口の5%から20%であれば、最大で5人に1人はワキガであるという事です。
2018年現在の日本の人口は約1億2700万人なので、、最大でその20%である2540万人が、ワキガである計算になります。

いくら日本人にワキガが少ないとは言え、5人に1人となればワキガが決して珍しいものではない事がわかります。

ワキガに悩む人は決して珍しいことではなく、たくさんいるのが実情です。

ワキガは病院の治療で治せるのか

ワキガは腋臭症と言われるもので、海外では疾患として扱われている事があります。
しかし、日本の場合は体質という扱いで、疾患としては考えられていません。

ただ、ワキガ自体の治療法はすでに確立されているので、病院での治療により多くの場合で改善させることができます。

ワキガを病院で治療するには?

ワキガの治療は、形成外科で行っています。
形成外科ではワキガであるかどうかの診断を行い、ワキガとなれば適切な治療方法の提案、治療の開始という流れでワキガへの治療が進んでいきます。

そのため、まずは診断がワキガに対する治療法を決める大事な第一歩となり、診断次第では治療ではなくセルフケアで済ませることもあります。

ワキガの診断方法は病院によって違う事がある

ワキガの診断方法は病院によって違うことがありますが、基本的には以下の方法で行われます。

・耳垢の検査

耳垢の検査は、ワキガの人に見られる湿った耳垢があるかどうかを検査しますが、これは時に両親に対しても行われることがあります。

・両親のワキガの有無

両親のワキガの有無は、問診、あるいは両親に対して直接的な検査が行われる事があり、ワキガが遺伝しやすい事からこの検査が行われます。

・ガーゼ検査

ガーゼ検査は、脇の下にガーゼを挟んで数分間放置し、その後ガーゼを取って汗の量や臭いの強さを調べます。

これらの検査で、2つ当てはまれば基本的にワキガと診断されます。

ワキガの診断にDNAが使われる事もある

まだケースとしては少ないのですが、ワキガの診断にDNA検査を用いる場合もあります。
ただし、ワキガ遺伝子を持っている人が90%を超えているとも言われ、決定的な診断材料とされることは少なく、あくまで診断のための情報収集として行われます。

ワキガと診断されたらどうすればいいのか

ワキガと診断された場合は、治療をするかどうかの選択を行います。
治療をする場合は医師との相談の上で治療方法を選択し、効果があるかどうかを調べた上で治療が実行されます。
ワキガの治療は手術がほとんどでしたが、現在は内服薬や湿布薬での対処療法という選択肢もあり、ワキガに悩む人に合わせた治療方法を選びやすくなっています。

ワキガの手術と対処療法どちらが良い?

「治療」として考えるのなら、手術を行ったほうがほぼ確実にワキガを克服することができます。
まれに手術後もワキガが発生するケースもありますが、手術の治癒率は高く、たとえ手術でワキガを根治出来なくても、臭い自体は大幅に軽減され、汗の量も大幅に減ります。

しかし、費用面や年齢などの理由から、対処療法のほうが良い場合もあるので、どちらが良いかは人によって異なります。
ワキガの治療は人によって最適な方法が違うので、医師とよく相談をすることが必要です。