あなたはどのタイプ?ワキガの臭いは人それぞれ

ワキガの臭いには個人差があり、人によって臭いそのものや強さが変化しますが、どんな臭いかはある程度決まっていて、臭いの質によって不快さも変わります。
日頃の生活のなかで、どこからか臭いがするのなら、もしかしたら自分のワキガの臭いかもしれません。

自分でチェックするワキガの臭いタイプ

ワキガの臭いには数種類のタイプがあり、人によって感じ方の違いはありますが、おおむね6種類に分けられます。
実際にはワキガ臭の種類に関しては6種類以上のものがありますが、これは臭い成分の性質によるものです。
臭いの性質により、まれにワキガ臭がまったく不快ではないという事も起こります。

代表的なワキガ臭は“鉛筆”と“納豆”

ワキガ臭のなかで最も多く、代表的な臭いが鉛筆と納豆の2種類です。
この2種類の臭いはワキガ臭としては多く、独特の悪臭があるために他人に臭いを悟られるとほぼ嫌な顔をされます。
雑菌の増殖が過剰に起きている時に発生しやすく、特に納豆臭は洗濯物の生乾きと同じような臭いがするため、その臭いは洗っていない雑巾、または牛乳を拭いた雑巾とも言われることがあります。

ワキガである本人が臭いを嗅いでも、不快になる臭いです。

刺激系のワキガ臭“ネギ”と“玉ねぎ”

ネギ、または玉ねぎもワキガ臭としてはポピュラーなものです。
これも細菌増殖が過剰になっている時に発生しやすいのですが、原因は常在菌と汗というよりは、前日に食べたものがワキガ臭に影響する場合があります。
人が食べるものには色々な香りを含んだ物があり、その中の一部は香りの成分が血液中に入り込むことがあります。
すると、血液から汗が作られる時に一緒に香り成分が出てくることがあり、さらに皮膚の常在菌や血液中の化学反応などで香りが変化し、汗が出やすい部分に出てきて、ネギや玉ねぎの臭いがするワキガになります。

甘い香りのワキガ臭

甘い香りのワキガも、食べ物が原因であることが多く、特に糖尿病を患っている人に見られます。
ワキガで甘い香りがする場合は、汗にケトン体と言われる体内の脂肪を分解する時に生み出される物質が混じるためです。
ケトン体は糖質の代わりにエネルギーとなりますが、糖尿病の場合は取り込んだ糖分をエネルギーにうまく変換できないため、脂肪をケトン体に変えてエネルギーにします。
このケトン体が血液の中に溢れ、汗の中にも混じるようになると、甘い香りのする汗が出るようになり、脇の下などに吹き出した汗も臭うようになります。

同じケトン体が原因のワキガ臭には、グレープフルーツのような臭いもあります。

ワキガの臭いは無限に変化する

ワキガの臭いにはある程度の法則のようなものがありますが、実際は個人差がとても大きく現れます。

汗に含まれるワキガ臭のもととなる成分と、常在菌による分解が加わる事で、ワキガ臭は無限に変化するため、人が違えばワキガ臭も変わります。
最もわかりやすのは臭いの強さで、汗に含まれるワキガ臭の元となる成分と、常在菌の活動に個人差が出るので、ワキガ臭の強弱は個人差が顕著に現れます。

体調などによってもワキガの臭いは変化しますが、様々な要因が加わりやすいのでワキガ臭は無限に変化します。

この変化するワキガ臭は、時にまれな現象を起こすこともあります。

良い香りのワキガ臭

ワキガ臭は基本的には、悪臭です。
生物的な臭いであり、臭いの強弱にかかわらず気分の良いものではありません。

しかし、いろいろな要因が重なると、とてもまれなケースですがワキガ臭が良い香りに感じる事もあります。
ワキガ臭が良い香りと感じるのは、ワキガ臭の変化と、臭い成分の特性で起こります。

においの成分は、その濃度によってにおい自体が変化します。
ワキガ臭として出ているにおいの成分が、人間が良い香りと感じる濃度になると、ワキガ臭でも良い香りとして感じてしまうのです。

臭くなくてもワキガであることはかわらない

ワキガで良い香りが生まれるのはとてもまれな事ではありますが、脇から良い香りがしたとしてもそれはワキガです。
つまり、たまたまにおい成分の濃度が人が感じると良い香りになる濃度になっただけであり、通常は強烈な悪臭を放つものです。
ワキガである以上、それは何らかの対策か治療が必要なものです。

ちょっとでも臭いがしたらワキガの可能性がある

少しでも脇から臭いがあった場合、それはワキガが発生しているかもしれません。
アポクリン腺から過剰な汗が出ておらず、常在菌のバランスが取れていて、入浴を毎日する人でも、ある程度のワキガ臭はあります。

つまり、ワキガ自体はほとんどの人が当てはまるのです。
問題になるのは臭いの強さと汗の量なので、自分自身に臭いがないとしてもワキガのケアは行ったほうが安心です。