徹底解説!症状や特徴で知るワキガの原因と治し方

ワキガは病院での治療が可能です。
しかし、ワキガにも重症度があり、軽度なものであればセルフケアのみでも十分な対策になります。
今の自分のワキガがどの程度で、治療が必要かどうかを判断するには、ワキガの特徴や原因、治し方を知っておく必要があります。

重症度別で見るワキガの症状

ワキガはその症状によって、軽度、中度、重度に分けられます。
ワキガの症状が軽度なのか、それとも中度あるいは重度なのかはワキガの治療方法にも影響するので、ワキガの治療をするには自分のワキガがどの程度なのか知っておくと、治療の選択肢が広がります。

まずはワキガの原因を知ろう

ワキガの原因は、アポクリン腺と常在菌です。
アポクリン腺は2つある汗腺の1つで、分泌する汗に細菌の栄養となる成分とアンモニアが含まれます。細菌は常在菌のことで、人間の身体に住み着いている菌です。
アポクリン腺から栄養たっぷりの汗が出ると、常在菌はそれを食べて増殖、活発化します。
常在菌は臭いの元を出し、常在菌自体からも臭いを出すので、その結果ワキガと言われる状態になります。
やっかいなのは、常在菌は殺菌してもすぐに増える事と、アポクリン腺から出る汗自体が悪臭を持つことです。

軽度ワキガの特徴は臭いと脇汗黄ばみ

軽度ワキガでよく見られる特徴は、ワキガ臭と脇汗による服の黄ばみです。
ワキガ臭は1~2m先まで届く事があり、風があると風にのって周りへ悪臭を放ちます。また、服や下着の脇の部分が汗で濡れ、黄ばんでしまうのも軽度ワキガの特徴です。

軽度であるため、臭い自体は強くてもそこまで周囲に臭いを感じさせる事がなく、制汗スプレーなどを使うと症状を緩和することもできます。
成長期によく見られるもので、10代前半になると多くの人が軽度のワキガになります。
成長期が終わると同時に終息していくことも珍しくなく、成人後でも軽度であればセルフケアで臭いを防ぐ事もできます

中度ワキガから生活に困る事が出てくる

中度ワキガの特徴は、ワキガ特有の臭いの強さと、汗の量です。
軽度のワキガよりも脇汗の量が多く、絞れるほどの発汗があり、ワキガ臭も臭いが強いのが特徴です。
最大の問題は汗の量で、服や下着の脇部分が汗を吸って常にびちゃびちゃの状態になることがあります。
他人から見ると不潔、気持ち悪いといった印象を与えてしまうほか、臭いも強いので日常生活の中でも他者とのコミュニケーションに悪影響があるなど、深刻な症状が出てきます。
中度になると、市販品のデオドラント用品では対処が難しくなります。

重度ワキガは深刻な生活への影響が出る

重度のワキガになると、生活に深刻な悪影響が出ます。

アポクリン腺からの発汗が異常なほど多く、脇の下からは滴り落ちるほどの発汗があるので、脇から腕、手にかけて常に湿った状態になるのが特徴です。

また、汗が服や下着では吸収しきれずにぽたぽたと落ちてくる他、常在菌の増殖も早いので強烈なワキガ臭がします。
吐き気をもよおすほどの悪臭になると、外出さえままならなくなり、重度ワキガであることが原因でうつ病や精神が不安定になるなど、精神症状に苦しむ人も出るほどです。
重度ワキガの場合は、早急な医療機関での治療が必要になります。

ワキガは治る!重症度別ワキガの治し方

ワキガは適切な対策、または治療を行う事で緩和、克服することが出来ます。
重症度が違うとワキガの克服方法も代わってきますが、どの方法を行うにせよ、ワキガの緩和や克服は十分可能です。

軽度のワキガなら市販品でも対策できる

軽度野分がの場合は、市販のデオドラント用品で対策ができます。
スプレーよりはクリームのほうが効果が高いので、制汗剤はクリームを使うと効果的です。
汗取りパットを使う、除菌ウェットティッシュで定期的に脇を拭くのも効果があります。また、男性でも脇毛の剃毛を行う事があります。

中度のワキガは症状次第

中度のワキガの場合、症状次第では市販の制汗剤で効果がある場合もありますが、臭いや汗が抑制できないのなら、病院での治療が必要です。
中度ワキガの場合は手術よりも、病院で処方される制汗剤や殺菌剤、内服薬などを先に使用する事がほとんどで、それでも効果がない場合は手術でアポクリン腺を摘出する方法を選択します。

また、精神的な問題がある場合は抗うつ剤などが処方されることがあるので、ワキガと心の治療を同時に行う場合もあります。

重度なら病院での治療一択

重度の場合はワキガ臭や汗によって生活が困難な状態なので、病院での治療しか選択肢がありません

治療方法は中度と同じく、まずは制汗剤や内服薬などで行い、効果がなければ手術によるアポクリン腺の摘出を選択します。
重度のワキガは精神的な問題がある事も多いので、抗うつ剤の投与やカウンセリングが行われることもあります。